アメリカの作曲家で、出版社カール・フィッシャー(Carl Fischer Music)の副社長(Vice President)および編集主任(Editor-in-Chief)も務めているラリー・クラーク(Larry Clark)。
日本では「ニュー・ウィンド・レパートリー」で「ゾディアック」「デジタル・プリズム」が取り上げられたり2016年の中部日本吹奏楽コンクールの課題曲「アドヴァンス・マーチ」の編曲者としても名前が出ているので、名前くらいは聴いたことがあるよ、という方も多いかもしれません。
グレード0.5(1/2)からグレード5まで幅広く作曲できる職人ですが、特にグレード0.5~2の作品が多いので、初級バンドはぜひともチェックしておきたい作曲家です。
また彼のサイト内では「Minute Clinic」というブログもあり、その名の通りクリニック的な内容の投稿があります。こちらもぜひチェックしてみてください。今年はまだ投稿がないですが、何か新しい投稿があれば折を見て紹介してみたいと思います。
他にもYou Tubeチャンネルも持っているので、こちらはぜひブックマークしておきましょう。
ほかにも2016年はアンサンブル作品「Quintet No. 1 for Winds」が出版されています。
この作品の音源はラリー・クラークのサイトで聴くことが出来ます。(他の作品も聴けます)
以上、今日は初級バンドの頼もしい味方、ラリー・クラーク氏の最近の作品をご紹介してみました。
協賛
その他Wind Band Pressと同じくONSAが運営する各事業もチェックお願いします!
■楽譜出版:Golden Hearts Publications(Amazon Payも使えます)
■【3社または3名限定】各種ビジネスのお悩み相談もお受けしています!
様々な経験をもとに、オンラインショップの売上を上げる方法や商品企画、各種広報に関するご相談、新規事業立ち上げなどのご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
▼人気の記事・連載記事
■プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」
■有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~
■【エッセイ】ユーフォニアム奏者・今村耀の『音楽とお茶の愉しみ』
■石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】
■石原勇太郎エッセイ「Aus einem Winkel der Musikwissenschaft」
■音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました
■【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました